2014年8月15日金曜日

プロジェクト11日目:報告会準備とラップアップ

こんにちは!はるか①です。

プロジェクト11日目の今日は、明日に迫る報告会の発表準備、レポート作成、
そしていよいよ最後のシェアリングです!

これまで岩手県の大槌町で7日間を過ごし、JICA東京で4日間の振り返りをしてきました。

明日の報告会では、私たちの活動を応援してくださる方々に対し、
これまでどのような活動をしてきたのか、どんな学びがあったのか、などの
成果をお伝えすることになります。

写真を通し活動内容をプレゼンテーションする班、
どんなことを考えなにを学んだのかを自分の言葉でスピーチする班、
音楽に乗せて思い出ムービーを作る班、

に分かれて準備スタート。

私はこのプロジェクト中、ずっと写真やビデオの記録を担当してきました。
これらを使って、マイスと二人でムービーの作成です!

(私とマイス)


これまで撮りためた記録の中からみんなが生き生きしている写真を選ぶのは
楽しいながらになかなか骨の折れる作業です…。
徹夜で作ったビデオを報告会でお見せするのが楽しみです。

また、プロジェクト終了後に作成される報告書用レポートを各人が書きました。
これまでどんな活動をしてきたのかを改めて包括的に振り返り、自分の言葉でアウトプットする作業は案外時間がかかり、こちらは宿題になってしまう人続出でした。
私も時間内に終えられなかった組なので、プロジェクト終了後にじっくり書きたいと思います…。



最後のシェアリングのテーマは「プロジェクトを振り返って」。

複数のイスラエル・パレスチナの学生が、以下のような話をしてくれました。

母国での状況が悪化している中で、最初は「このプロジェクトに参加するのはやめたほうがいいかもしれない」「イスラエル人orパレスチナ人に会うのは不安」という思いがあった。

でも、大槌町でひとつ屋根の下、決して広くない畳の部屋で雑魚寝し、ともにご飯を作り、
生活する中で本当の家族のようになることが出来た。

大槌町でのボランティア活動を通して人々が太く深い繋がりを持って平和に暮らすことの素晴らしさを感じた。これまで私が思っていた以上に世界は広くて、いろいろな視点がある。そのことを自覚して、世界を変える一歩目としてまずは自分を変えたい。

帰国したら、これまでのようにあまりイスラエル人orパレスチナ人と交流する機会の無い暮らしに戻るかもしれない。でも、道ですれ違うイスラエル人orパレスチナ人をこれまでと違う目で見る自信がある。ここで出会った友人のように、仲良くなれるかもしれない一人の人間だと思えるはず。

このプロジェクトが来年以降も継続して行われることを祈っているし、帰国したら必ず周囲の人に参加を勧める。

(私たちは、ハグが大好き。何かっていうと皆でハグをして愛を示します。)

また、日本人からは、当然だと思っている何気ない日常がどれほど貴重なものか気が付くことができたという声や、当初イスラエル・パレスチナの学生とどう接していいか不安だったが始まってみると最初からすごく仲良くふざけ合っているのをみて、若者の個人間に平和の架け橋が出来る可能性を感じたという声が聞かれました。

(輪になって、相手の話に真剣に耳を傾ける。)

こういった率直な声をまとめ、明日の報告でお伝えします。
会場にいらっしゃれない方にもブログでお知らせしますのでお楽しみに!






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